ちょっと焦った指輪交換

 結婚式はチャペルで行いました。父と歩いたバージンロード。牧師の結婚宣言と誓いの言葉、オルガンの演奏で歌う賛美歌。どれも私にとっては新鮮な記憶として思い出されます。でもひとつだけ、焦りの汗が伴うシーンがあるのです。それは指輪の交換。
 私の夫は普通の人にしては指が太く、指輪を購入する際にも、気に入ったデザインでサイズが合うものをさがすのが大変でした。それでもやっと見つけたリングに、最後の確認ではピッタリはまったはずなのです。
 いよいよ本番、牧師さんから指輪を渡され、彼の薬指にはめようとした、その瞬間、あれ? 途中で止まる、これ以上入らない、という事態に。うそー、ここにきて急に指が太ったとか? あせってグイグイ入れようとするも、先に進みません。もう仕方がないので指の真ん中辺でとめておきました。
 あとで彼に確認してみたら、今は普通にはまっている、と言います。どうやらお式のときは、緊張で指がむくんでいた、ということなんですよね。えー、そんなのってアリ? と思いましたけれど。その後は無事に薬指にとまっているのでひとまず安心しました。忘れられない、初々しい思い出のひとつです。

コンテンツ一覧